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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

外来帰化植物 VOL.01 「オオイヌノフグリ」

里、畑の畦や道の脇に目に入る青くて小さなオオイヌノフグリ。ヨーロッパ原産のオオバコ科クワガタソウ属です。全国いたるところで見ることができます。オオバコ科は強いのでしょうか。

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名前の由来に触れない訳にもいきませんが、果実の形から「犬のふぐり」と付いたとか。別種の「イヌノフグリ」に比べて大きいので、「オオイヌノフグリ」になったとか。瑠璃色の可愛い花なので、違う名前にしてあげたいと思うのは私だけではないと思います。

早春、まだほかの植物が繁茂する前に青い小花を多数つけ、さっさと種を付くって夏の終盤には枯れてしまうそうです。

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種は秋に芽を出し他の植物が枯れてしまう冬の間に勢力を広げます。葉の縁と表面の棘状の毛で冬の霜の寒さから身を守っているそうです。

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山里には明治時代頃に日本に入ってきたヒメオドリコソウなど様々な帰化植物にあふれています。下の写真のタンポポは茎と花の接続部分の総苞と呼ばれるガク片が反り返っていない日本タンポポのようで、帰化植物の中で奮闘しているようです。

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オオイヌノフグリは帰化植物ですが、日本在来種でオオバコ科クワガタソウ属には高山植物のミヤマクワガタがあります。似ているようなそうでもないような?

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ピークハントがメインではじっくりと高山植物を観察できませんが、少し贅沢な企画をご紹介します。

7月17日から20日は北アルプスの最北端 花の名山朝日岳を巡るツアーを企画しました。

南アルプス白根三山縦走は7/10から14です。

加藤校長と歩こう シリーズ はこちら。