所属するガイド協会「日本プロガイド協会」の研修が宝剣岳で行われました。
まずはロープウェイで2612mの千畳敷へ。楽チンです。
天候は快晴、暑いくらいでやっと春山シーズン到来か、という感じでした。やっぱり春のアルプスは明るくて良いですね!
それにしても宝剣岳(写真右)の左下の破断面はすさまじいものがありますね。。
研修の2日前にもまとまった降雪があったので、雪崩に注意しながらラインを取ります。ロープウェイの駅から30分ほどで気持ちの良い雪稜に出ます。
登攀中の別パーティー。絵になります。
宝剣岳への稜線は細いリッジや氷化した急斜面が多く、上級者向けのルートです。
極楽平の直下にも破断面がありました。こちらは新しそう。
ロープウェイでアクセスができる山(西穂高岳や木曽駒、宝剣)はアプローチの良さから、初心者向けの山としてとらえられることが多いですが、実際は他の3000m級の山と変わりはありません。十分な技術、装備、経験が必要になります。
これから北アルプスでは小屋開けが始まり、本格的な春山、残雪シーズンが始まります。自分の技量を見極めて、それぞれに見合った山にチャレンジしてみて下さい。
好日山荘登山学校にて残雪期の前穂高岳登頂のプランを組んでおります。
残雪期でしか登れない奥明神沢からダイレクトに山頂に抜ける爽快なルートです。山頂からは槍穂高連峰をはじめ北、中央、南アルプスを見渡せる展望が楽しめます。
井坂ガイド同行 残雪期バリエーション
前穂高岳登頂
http://www.kojitusanso.jp/school/practical/detail/?p=905