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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

地球からの贈り物 鉱物 VOL.26  「安銀鉱」

★加藤智二 山の地質学

これほどデジタルカメラが普及する前は写真といえば、銀を利用したフィルムが普通でした。80年代に出かけたヒマラヤ登山では36枚撮りのポジフィルムを何十本も購入し、X線防護袋に入れて出国しました。7000mを超える高度で一眼レフカメラのストラップにフィルムケースを取り付けました。フィルム一本で36枚。オマケで+1枚くらいでしょうか。本体に入っている以外に4本持つと、つまり5本×37枚となり185回シャッターを切れたわけです。たった200枚弱!

写真は1985年 パキスタンのガッシャーブルムⅡ峰の頂上手前の雪庇です。(ポジをスキャンしたもの。)

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頂上の石は白く大理石のようにも見えます。塩酸水をかけて泡がでれば・・・。ヒマラヤ山脈がどのようにできたか?これはまたの機会に。

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今回ご紹介するのは安銀鉱です。アンチモンと銀とを合金状態で含む鉱石で、組成は Ag3Sb、モロッコ産の銀の含有量が様々な「銀のアンチモン化物」です。銀鉱石としては重要ではないようです。

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柱状のものが安銀鉱で、白いのは方解石だと思います。白いヒゲ状のものは良くわかりません。

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お知らせ。

加藤がご一緒する冬の企画がアップを始めました。4人様という少人数企画となっています。年末年始の甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳

ご興味がある方はこちらをご覧ください。