好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

スプリングエフェメラル 「カタクリ」も戸惑う2015年spring

雪解けが早い、というより雪自体が積もらなかった所も多い2014の冬、待ち遠しい春の山に色を添えるのは「まんずさく」のマンサクでしょうか。大人しい黄色の花ですが、モノトーンの野山に真っ先に色彩を加える先駆けです。3月の中旬からはカタクリの清楚な紫のどこか儚げな花が林床を飾ります。

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落葉広葉樹が大きな葉を広げる前のひと時、可憐な花で早春を飾り、緑がむせぶ季節には結実し、地上部を枯らして次の春まで眠りにつきます。

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穏やかに仲良く暮らすように見える森ですが、実は苛烈な太陽光線の争奪戦が繰り広げられているのです。ブナなどの樹木の葉が色濃く茂る季節は林床は暗く、陰樹と言われる常緑広葉樹がひっそりと生きています。

杉檜の人工林が悪者にされていますが、手入れがされないことが大きな問題なのです。山々に降り注ぐ太陽光線が様々な樹木や草花に届くチャンスがあるのが豊かな森なのだと思います。

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身近な六甲山、北播磨の山々を一緒に歩きましょう。裏山の自然に親しみながら、健康に眼を向けてみませんか。

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世界遺産の高野山、宿坊に泊まり、高野山三山を歩きます。催行決定です。

5回に分け、六甲山を歩き回ります。4シーズン目を迎えますが、まだまだ歩くコースはあります。自然と地理、歴史と生活を自分の足で辿ってみませんか。