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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

地球からの贈り物 鉱物 VOL.18 「光と遊ぶ オパール」

日本人が好む宝石にオパールがあるそうです。亡くなった母もそういえばメキシコ産のファイアーオパールを持っていました。メキシコ産のオパールは火山の溶岩の中でできるようで、オレンジ色のゼリーの中に様々な色がゆらめいていました。下の写真はもう一つの大産地オーストラリア産のもので、砂岩の中にまだ埋もれています。

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鉱物は産出した形状がそのままであるものが好みであったのに、10数年前、オーストラリアから原石を自宅で磨いてみたことがあります。手作業なのでいわゆるオーバル型あるいはフリーシェイプとでもいうものです。高度が5~61/2 と柔らかいのでリューターという回転機器で削り、最後はすべすべになるまで細かい研磨剤で磨いたものです。

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オレンジやイエロー、ブルーと賑やかなものから、下のようなブルーからグリーンの濃淡の落ち着いたものまで色々です。

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実に様々な色合いです。二個と同じものがない個性的なところも気に入っています。

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下の写真はオーストラリアの砂岩層にしみ込んだ珪酸を多く含む温水がゆっくりとしたスピードで固化したものです。下の写真は貝がオパール化したものはで、Coober Pedy South Australia 産です。1億2000万年前らしいです。

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オパールは鉱物の中でも水が加わった変わり種です。非晶質で、様々な光の波長を揺らめかせる怪しい鉱物なのです。宮沢賢治の愛した石でもあります。

人の歴史を超越する気の遠くなるほどの時間をかけてできた鉱物を見ていると、日ごろの雑事も些細なことに思えるのは気のせいでしょうか。

加藤と一緒に山を歩く登山企画はこちら。その一部をご紹介します。

2016年02月13日(土)に三峰山に行きます。ご一緒しませんか。

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