北八ヶ岳へ行ってきました。ご存知の通り、全国的にこの時期としては積雪が少ない日本ですがある所にはありますね。雪の白と青い空の組み合わせ。とても美しいです。雪山は厳しくも美しい。寒さや風などの厳しさに耐えてみる事が出来た景色、それに伴う達成感と充実感。雪山は中毒的にやみつきになります。
雪が少ないという事は『歩きやすい』と思うかもしれませんが、実は雪があるより難しく、歩行技術が必要だったりします。例年であれば雪で登山道が隠れ、たいらな雪道になってしまっている所も、雪が少なければ滑りやすい岩と雪と氷のミックスであったり木道もそのまま出ていたりします。そのような変化のある道中ではアイゼンワークの技術が必要です。
アイゼンに慣れない人にはかなり歩きにくかったりしますので、場所によっては雪があってもアイゼンを装着せずに登山靴のまま歩きます。アイゼンを履いていない状態でも履いていても斜面で滑らないようにする基本的な方法は同じでステッピングやフラットフッティングなど色々な技術の組み合わせを使い歩きます。
雪上を登山靴で歩くとリラックスした良い姿勢で歩ける人と、腰が引けてしまい今にも転びそうな人がいます。単純に歩くだけですが、そこには技術の違いがある。基礎的であるが奥深い技術が必要であり十分な夏山の歩行技術がベースに必要になります。
効率の良い歩き方は、雪山だけでなく夏山にも活かされます!夏のトレーニングとしても冬山を楽しんでみてはいかがでしょうか。
先に述べたように中毒的な楽しみがまってますよ〜!
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