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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

アバランチギアの主役!ショベルが店頭に並びだしました。

★加藤智二 装備について

強烈なエルニーニョがピークを迎えつつある今冬、積雪状況が異常ですね。夏の集中豪雨と同様、標高が高くある程度の低温となると山岳部で急激な豪雪ということもありそうです。長野県内のスキー場のオープン状況がニュースになりましたが、冬山、多雪山岳地帯に入山する方は用心深くアバランチギアを準備してほしいものです。

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アバランチギアといえば、まず思い浮かべるのがアバランチビーコン(トランシーバー)、プローブ、そしてショベルかと思います。現在入手可能なアバランチビーコンはトリプルアンテナとコンピュータ解析ソフトの進歩で基本的な使い方さえ知っておけば、埋没者を特定することが素早くできるようになりました。

雪崩埋没者の救命には「掘り出す!」のが重要なのです。つまり、優秀なショベルと掘る人の体力技術がこれから注目されることになると思っています。人を救うのは人です!

雪国の方は基本的上手です!雪の少ないところに住む方、この冬、雪洞作りに是非挑戦してみてはいかがですか。

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ショベルを雪山に持っていく目的は、雪洞を掘ったり、降雪で埋まるテントを掘り倒壊を防ぐ目的でも使います。

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掘る機会が多いとか、効率よく掘りたいのであれば、ショベルは大きめで形状はフラット、雪に切り込む先端はフラットな丈夫なアルミ合金でできているもの。シャフトは長いものが有利です。パックへの収納を考えてシャフトを外すと、シャフトとの連結部分がある上辺がフラットになるタイプが多くなりました。

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シャフトの長さは二段の可変式タイプが多いですが、頑丈な固定タイプもあります。

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グリップ形状はD型が長時間或いは必死に掘る場合は圧倒的に使いやすいと思います。しっかり握っていると指の股が痛くなりますが、収納携行性を重視する時はT型を持っていきます。

携帯し易さを重視することも重要です。雪山では常にマイ・バックパックにいつも入れておくギアですから、バランスを考えて購入しましょう。

雪崩デブリや雪山では寒暖の差や降雨などでひと冬の間に積雪層に幾つかの氷板が入り込みます。軽くて先端が丸まった樹脂製ショベルは使い物になりません。

bca ボンバーショベル B-1 EXT ▼ 重さ 600g ▼ ブレード:24.9-25.4cm ▼全長:56 or 73cm
bca ボンバーショベル B-2 EXT ▼ 重さ 720g ▼ ブレード:25.4-27.9cm ▼全長:61-79cm
G3 スペードテックショベル Tグリップ ▼ 重さ 630g ▼ ブレード:20.5×25.0cm ▼全長:57-79cm
G3 アブィテックショベル Dグリップ ▼ 重さ 770g ▼ ブレード:24.0×26.5cm ▼全長:66-86cm
MAMMUT アルゲーター ライド ▼ 重さ 750g ▼ ブレード:21.5-27.5cm ▼収納時:64cm 全長:89cm固定
MAMMUT アルゲーター プロ Dグリップ ▼ 重さ 880g ▼ ブレード:23.5-28.5cm ▼収納時:70cm 全長:93cm固定
arva オボ・アクス ▼ 重さ 650g ▼ ブレード:24-24cm ▼全長:66 or 87cm
ORTOVOX プロフェッショナルアルミIII ▼ 重さ 790g ▼ ブレード:22-29cm

▼シャフト長:44cm or 84cm 

加藤と行く六甲山はウインター入りです。12/181/152/12各回、催行決定です。霧氷に出会えるかもしれません。六甲山中をへそ曲がりに歩くので、意外にハードかも!?お待ちしています。

加藤が同行する「雪山」

1/24 比良堂満ルンゼ 雪山教室・・・近日中にアップ予定

1/30-31 伯耆大山 催行決定

2/13 「雪山に馴れよう教室 in 霧氷の三峰山」・・・近日中にアップ予定

2/14 比良 武奈ヶ岳 お待ちしています。

2/20 (土)「氷ノ山 雪山教室」・・・・近日中にアップ予定

3/12-13 「新春の山 世界遺産 宿坊に泊まって高野山」・・・近日中にアップ予定

国立登山研修所友の会のホームページをリニューアルしました。以前のページリンクが切れている場合は、再度トップページから文献をお探しください。登山に役立つ情報がたくさん

あります。