好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

イヌビワ(犬枇杷)の実がなりました。

夏に六甲山全縦コース4分割のコース上でイヌビワを見つけました。「イヌ」がつく植物にはイヌブナ、イヌツゲ、イヌマキ、イヌガヤ、イヌザンショウなどがあります。犬には気の毒ですが、「本物に比べて役に立たない」という意味が込められています。何だか人が勝手に見かけで判断して名付けたわけで、植物には関係ないですね。

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果物の枇杷はバラ科ですが、写真のイヌビワはクワ科イチジク属です。なぜ「イヌイチジク」と名付けられなかったのでしょうか?イヌと名につくだけに美味しくないそうです。

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この果実をナイフでカットしてみましたが、この実は雄木の果実のようです。形状はイチジクですね。イヌビワは雌の木と雄の木がある雌雄異株です。

イヌビワの実が美味しくない!今回、雄花の詰まった雄木の果実はパサついて美味しくありませんでしたが、種のなった雌木の実は味わうことはできませんでした。

イチジクは漢字で無花果とも書きますが、このイヌビワはイヌビワコバチという虫によって受粉します。共生関係にあるということですが、来年はその様子を垣間見たいと思います。

六甲山全縦コース4分割 歴史の山旅 第二回は12月18日です。若干の残席はあります。

パッとしない寒さに近郊の山の紅葉が中々進みませんが、雪山シーズンが近づいてきました。年が明けた1月30日、31日は伯耆大山を計画しています。ウインターギアを使ってみましょう。