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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

素晴らしい夕焼け

★加藤智二 気象

六甲山縦走 四分割の第一回目は鈴蘭台駅から菊水山、旗振山へ。平清盛と源義経の一の谷の合戦を辿りながら、地質と植物を観察して歩来ました。夕方、明石海峡大橋に沈む太陽は明日の晴れを示しているのでしょうか。

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夕焼けなら明日は晴れ!とはよく聞きますが、太陽はいつも同じように輝いているはずですが、夕方や、朝方に空気の色が変わり空を、山を茜に染めるのはなぜでしょうか。

太陽の光には様々な波長が含まれています。子供の頃、プリズムを通して光が七色になったのを覚えています。波長の短い青色は窒素や水蒸気、塵に繰り返し衝突してエネルギーを喪失してしまいます。波長の長い赤色は青い波長の短いものに比べて、エネルギーを失いにくいのです。

太陽が沈む西方に夕焼けが起きるということは、いま空を見ている自分の西方に雲がなく長い距離を太陽光線が大気中を通過している証拠です。だって、長い距離大気を通過している間に波長が短い青い波長は消滅し、赤い波長の長い赤い色が眼に飛び込んでくるのですから。

12月18日(金)第二回、皆様のご参加をお待ちしています。