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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

メリノウールで快適に!

★加藤智二 装備について

いよいよ秋山シーズンですね。これから大活躍するウールの特性をまとめてみました。 

写真は好日山荘ライブラリーより。

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1:ウール本来の特性として熱伝導率が低く、比熱が低いため、肌に触れるとすぐに温まり、熱を逃がしにくいです。

2:天然の防臭抗菌作用があります。人が髪の毛でアレルギーを起こさないように羊の毛であるウールでアレルギーは起こしにくいのです。太いウールだとチクチクしますね。

3:ウロコ状のキューティクルで覆われたウール繊維表面は汗を吸収し発散しながらも、ウール繊維表面はサラッと肌にまとわりつきません。湿度が高い日本の冬山で濡れた状態で欠かせない機能です。

今、私が普段使っているメリノウールには加えて次の特徴があるので快適なのです。

4:平均的な太さが19ミクロン以下なので、素肌でチクチクしません。

5:ウール表面のキューティクルに加工を施しているので、縮むことはほとんどありません。(キューティクル同士が擦れ、絡むことで縮んでフェルト化します。)

6:薄いものから厚手のものまで季節に合わせたニットが売られています。天然のエアコンの作用があるので、酷暑の夏以外使うことができます。(羊だって年中着て?いますね。)

7:弾力が高く、型崩れしにくいので登山用靴下としても最適ですね。匂いが出にくいですしね。

 雪山にも欠かせません!

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私が山登りを本格的に始めた1980年頃から、ウールの肌着と靴下は欠かせないアイテムでした。1976年の好日山荘カタログに掲載されているウェアにもウールやウール混紡がほとんどです。

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今、雪山で何日間も同じ服を着たまま、湯気が立つほど激しく歩いて休憩した時、モァ~ッと立ち上るウール特有の匂い、不思議と汗冷えしない思い出がよみがえります。

加藤と一緒に山を歩きませんか。

10月の予定

曽爾高原 兜岳(920m)と鎧岳(894m) 10/20(火)室生火山群の地形を歩きながら学び、急登や鎖場の身のこなしを身につけましょう。

11月の予定

九重山・中岳 11/6夕方出発.11/7登山日.11/8朝帰着 往復フェリー利用で「山の講座」で楽しみながらすごします。

六甲全縦 歴史の山旅 第1回 11/20(金)六甲山の歴史と防寒対策を学びましょう! 神戸電鉄「鈴蘭台」駅前 8:00 から、山陽電鉄「須磨浦公園」駅前 16:00 まで歩きます。

12月の予定

六甲全縦 歴史の山旅 第2回 12/18(金)六甲山の歴史と防寒対策を学びましょう! 神戸電鉄・北神急行「谷上」駅前 8:00 から、神戸電鉄「鈴蘭台」駅前 16:00 まで歩きます。