好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

登山技術

山でバッタリ

好日山荘契約ガイドである、島田ガイドと井坂ガイドに御在所岳の裏道で出会いました。後ろから歩きながら見ていて、良い装備持っている人いるな〜あの人達、強そうだな〜と思っていたらお二人でした。 6月初旬まで滑りに行っていましたが、土や岩の足裏感覚…

残雪期の積雪表面

春の陽光に誘われ、山へ出かけたくなる良い季節ですね。この時期の私は滑る事が多いです。スキーガイドという仕事は安全にクライアントが楽しく、(求める内容は様々)コンディションの良い斜面を滑ってもらうという事が主な仕事です。厳冬期は新雪滑走が醍…

酸いも甘いも

雪山始めの足慣らしで蓼科山へ。高気圧に覆われたこの日は前日までの寒い日とは変わり青空と太陽が眩しい1日でした。気温は山頂で約マイナス12度、Mの風(8〜11m)で体感はマイナス20度くらい。休憩時はダウンを着用しなければならない感じですが、日射がある…

レイヤリングその①

昨夜は、名古屋マウントラボにて机上講座『シーズン直前!夏山縦走の為の装備とレイヤリング』と題してお話をさせていただきました。台風通過中、足元の悪い中でのご参加ありがとうございました。 講座の中ではレイヤリングについて特に関心を持たれている方…

✿地図とコンパス✿ 

快晴の空の下、地図とコンパスの講座に行ってきました。 広島市街は山に囲まれているため、 比較的登山口へのアクセスが便利です。 市内近郊の低山には、林道や徒歩道、区境界線が入り乱れて 複雑な地形図になっている場合が多いですね。 今回の講座では、 …

ホワイトアウト

雪山のホワイトアウトとは、雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象。 ホワイトアウト状態に陥ると、錯覚を起こしてしまい、雪と空が一続きに見え、どこが上なのか下なのか?距離感の識別も困難になります。 ホ…

雪稜

これからは雪稜のシーズン 気付くと雪庇の上を歩いていること、また歩かなければいけない場合があります。 こつは ・ルートをよく観察すること。 違う方向から覗いてみることもよく行います。 他にルートがとれないか観察します。 色々な山にいくと経験によ…

雪上歩行

先日銀座店で行った「雪山基礎コース 歩行技術」講座のおまけ(詳細)です。 言葉で説明するとこんな感じになります。 ■ クランポンなしウォーキング(歩く)→ダックウオーク(逆八の字)→ キックステップ(足で蹴って棚を作る)→ステップカッティング(アッ…

雪山のススメ

北八ヶ岳へ行ってきました。ご存知の通り、全国的にこの時期としては積雪が少ない日本ですがある所にはありますね。雪の白と青い空の組み合わせ。とても美しいです。雪山は厳しくも美しい。寒さや風などの厳しさに耐えてみる事が出来た景色、それに伴う達成…

お店で良く聞かれる質問①                              「ライト&ファーストvs 備えあれば憂いなし」

登山学校の担当以外の日は白馬店に勤務しています。白馬店には登山出発直前、または、下山してきたばかりというお客様が大勢お立ち寄りになります(いつもありがとうございます!!)。 登山直前、直後のお客様から頂くホットなご質問を定期的に紹介したいと…

早出早着

山は早出早着が基本。朝早くに出発してお昼には目的地に到着するようにします。登山をしている方にはあたり前の早出早着ですが、山経験が浅い方にはなかなか馴染めない事かもしれません。せっかくの休日、山でゆっくりのんびりしたいと思うかもしれませんが…

雪上登攀技術

残雪期の雪稜(雪山)は雪の質、形状に合わせてアックス、クランポン技術を駆使して登ります。この時期の雪上歩行、登攀技術講習やってみたいですね。可能なら簡単な雪稜ルートを登りながら。 白馬岳主稜を登ると剣岳がどどーんと。

雪山でのルートファインディング

北アルプスもすっかり春の陽気ですね。 私の住む白馬村も日中は10℃を超える日が続き、スキー場でも薄着で春スキーを楽しむ方が増えています。 4月~6月は雪山に初めてチャレンジする登山者、雪山初心者にとっては、待ちに待った季節になりましたね!! ただ…

雪洞泊

グランフロント大阪で開催させていただいております 「島田ガイド塾」本格冬山講座の連動実技を 兵庫県 氷ノ山にて行いました 主たるテーマは「雪洞泊」 これから冬山を目指すものには必ず習得していただきたい技術の一つです。 導入 ① 雪崩や崩落のない斜面…

島田ガイド塾 読図

地図を読むことができれば登山の可能性は大きく広がります。 常に現在地を把握するために地図上の標高差や距離感と、 実際歩いて感じる標高差や距離感の擦り合わせ、 みなさん熱心に練習されていました。 比良岳の頂上の広さのイメージは? 比良岳〜葛川越ま…

残雪期の北アルプス稜線

厳冬期はなかなか入れない北アルプスの山もGWからは山小屋が開くので入りやすくなります。 しかしこの時期の急な沢・稜線・岩稜は固い雪になり、アイゼン・ピッケルが完璧に使えないと危険です。 靴もまだ冬用と同じ底の堅い靴が必須です。 例えばジャンダル…

伝統技術 1

昔から普通にやっていることで便利なんだけど、今皆意外と知らないこと、気づいていないことを シリーズ(となるか?)で書きたい思います。 基本裏技ではなく昔からある王道技術を紹介します。裏技はやらない方針ですが、たまにでるかも・・・・ ■ ザックの中…

南岸低気圧

松本周辺は西高東低時はそれほど雪降りませんが、気温が下がった南岸低気圧の時は大雪になります。2週続けての雪で大変です。 松本は1週間前の雪(50cm位)の上にまた70cm近い雪が降りました。 雪掻き中に新規に積もった雪が滑り雪崩のシュミレーションができ…

山の条件

富士山と日の出。 今年の冬山は寒波が頻繁にやって来て、なかなか厳しい時が多いです。 1/6の甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 七合目はマイナス14度でした。しかし風がなく動いていればそれほど寒さを感じません。とても好条件の中登頂できてしまいました。 標高が違っ…

ラッセル

毎年12月になるとクリスマス寒波と年末寒波が順番にやってきて、ぐっと冷え降雪が増えます。 今年はクリスマス寒波の前に南岸低気圧が通過したので、八ヶ岳や南アルプスには結構な降雪がありました。 そんな後は沢沿いのルートは雪崩に注意が必要です。 人が…

沢登り社員研修に行って来ました。

講師は、好日山荘契約ガイドでおなじみの島田和昭ガイドです。 写真:入渓ポイントを間違えない様、地形図を見て現在位置の確認。 「現在位置は”この辺”じゃあかんねん。”ここ”ってピンポイントで分からなあかんで。」 雨が降ると沢登りのリスクは、当然高ま…

想像する vol.1

「山で遭難したくない!」 誰もがそう思いながらも起こってしまう遭難事故。 使える知識・技術を学び 自分の体力を知り 当日の自然のご機嫌を伺い 想像し考え冷静に行動すれば ほとんどのケースは防ぐことができます。 今回は想像する大切さをお伝えします。…

冬期ハイキング

1月14日(祝)南岸低気圧が通過するとみて 六甲山上に場所を変更し冬期ハイキングの実践 穂高湖はご覧の通り こちらでの雪上歩行での皆さんの感想は 「この湿った新雪ではアイゼンがなくても歩ける」 でも登山路をわざと踏み固めると 「圧雪されると滑り…

読図を学んで次なる山へ

好日山荘神戸店やこのガイドコラムでご案内させていただきました 読図の楽しさと価値を伝える「読図教室」 場所は裏六甲の白水山へ テーマは 1、正確な読図をするための視覚(距離感、標高差)を養う事 2、実際に歩いた感覚(距離、標高)と地形図をあわせ…