好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

本の紹介

冬のデナリ

冬山のギアを片付けながら、夏山の準備。梅雨の晴れ間を狙って山やクライミングに行く、そんな時期になりましたね。私も時間が出来たのでデスク回りの書籍の整理をしていたら、この本に目が止まり、読み出したら片付けが止まってしまいました。 おすすめの書…

115年前に出版、冨士山登山の案内本 fujisan 1901

2010年(平成22年)の夏、32万人を超える登山者数をカウントした富士山登山者数ですが、去年、2015年(平成27年)は23万4千強となりました。さて、2016年は海外の方の動向も気になりますが、どのくらいの方が富士山を目指すのでしょうか。 富士山は万葉集に…

登山関連書籍 Vol.04 「 アルペン行 と ヒマラヤ行」

鹿子木 員信が明治44年(1911年)にヨーロッパアルプス、ベルナーオーバランドの山旅を書いた「アルペン行」をご紹介です。1914年発行なので101年前の書籍です。「かのこぎ かずのぶ」と読みます。 槇有恒がアイガー東山稜を初登攀したのが大正10年(1921年…

登山関連書籍 Vol.03 「富士案内」

富士登山がレジャーとして登られていたのはいつごろからでしょうか。江戸時代には「富士講」で多くの方が登ったことでしょう。 明治34年に富士山の気象観測で有名な野中至が「富士案内」を出版しました。便利になった今日この頃ですが、高度をどのように克服…

気になる書籍の紹介「歴史津波」

今回は山登りと直接は関係ありませんが、日本と日本人の生活には切っても切り離せない自然現象に関する話題です。つい先日25日には憧れのヒマラヤの国、ネパールで起きた地震の被害の大きさは他人事とも思えません。 好日山荘各店舗では義捐金を受け付けてい…

さぁ、雪形ウォッチングの季節です

アルプスのふもとにお住まいであれば、窓を開けると日々変化する山肌の雪の状態を目にすることもあるかと思います。桜が散り、若葉が目覚める季節を迎えた低山を歩きながら、雪を被ったアルプスに思いを馳せています。 雪の国日本には全国各地に「雪形」が伝…

読書で登山!  「事前に調べて楽しさ倍増 Vol.01」

最近購入した本に「列島自然めぐり ここが見どころ 日本の山」という本をご紹介します。株式会社 文一総合出版から出ている本で、著者が小泉武栄さんと佐藤譲さんです。 雪山は体験した者に様々な間隙を与えてくれます。十分な準備と経験者の元で是非体験し…

登山関連書籍 「Vol.02 RCC報告」

登山関連の古書です。自分の生きている時代は変えることができませんが、大先輩たちがこのような気持ちがこもった文を残してくれて嬉しく思います。 1924年(大正13年)に設立されたRCCが1927年(昭和2年)会員向けに発行した「RCC報告 第壹輯 DEC.192…

登山関連書籍 「Vol.01 関西学生山岳連盟報告」

近代登山が盛んになりつつあった昭和5年(1930年)に発行された「関西学生山岳連盟報告 第一号」というのがあります。連盟ができたのが1929年、事務所は京都帝国大学旅行部にありました。 表示 第一号から第七号(1936年) 巻頭には「・・・山岳界諸先輩の後…

お知らせ

岳人6月号に 「屋久島前障子岳南西壁」 ロクスノ064に「利尻岳クライム&ライド」 掲載していただいております。 井坂ガイドの「グランドジョラス北壁」も必見ですよー!

登山研修所友の会のホームページを更新しました。

久しく更新していなかった「登山研修所友の会ホームページ」ですが、今日、「登山研修VOL.28」を掲載しました。執筆者別に見ることができます。最新号はVOL.29 です。 表示 最新号VOL.29です。 加藤ガイドのHP を更新しました。山の写真、鉱物の写真、蔵書の…

昭和初期の登山用ランプは?

大正14年に目黒書店から」出版された「登山」 田中薫著の181ページにはこのように書かれていました。 「燈火:普通には小田原提灯が軽量で良い。又、アルプスで用いられる三角燈もよい。此は平常は折り畳まれ使用に際しスプリングで自動的に組み立てられ三面…

昭和8年の劔岳への女子集団登山

大阪樟蔭女子大学の前身である高等女学校に1926年(大正15年)、女子専門学校が加設された時の先生に朝輝記太留氏がいました。朋文堂が発行していた「ケルン」1933年十月號に「劔岳への女子集団登攀」という報告を寄稿しています。 表示 1933年「ケルン …

気になる本の紹介  「一万年前」

地質好きなので縞々は結構気になる存在ですが、この本は「年縞(ねんこう)」について詳しく書いています。 表示 舞台は若狭湾がある福井県水月湖です。湖底に積み重なった堆積物の縞々は一年に一本づつ形成されていくのだそうです。巨大地震の痕跡だけでな…

異常気象も長い年月でみるならば

昨年は西之島に新しい島が出現したとのニュースがながれ、火山への関心が高まったのではないでしょうか。私たちが住む日本列島の気候がどのように日本人に影響を与えてきたのか。今日、読み終えた書籍はそんな疑問に答えてくれるものでした。 「気候で読み解…