好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

好日山荘登山学校

低山でも高山でも。

酷暑の夏ですね。低山を歩くには相当の覚悟と準備が必要です。 市街地と瀬戸内に厳島。ナイトハイクも歩行時間短く、休憩時間長めで暑さを回避。 久しぶりの高山は涼しく快適でした。高所では逸る気持ちを抑えて歩き始めはゆっくりと。 気温10度以下、風速10…

ツェルトで夏山悦楽。

不安定な天気が続いていますね。ちょうど良いタイミングでのツェルト泊となりました。 講座で計画的なツェルトビバーク体験。時間を掛けてしっかりと設営します。事前に練習ができていたので、みなさんキレイに張っていただけました。アライとファイントラッ…

山々青々。

良い天気が続いています。若葉も青々と茂ってきました。 山の生き物たちも目に付くようになりました。顔の周りをメマトイが元気に飛び回り、足元ではトカゲやヘビに驚かされます。お邪魔している事を忘れずに、先住者に敬意を払いましょう。 昨年は梅雨入り…

春を満喫。

原風景を求めて北部の里山散策。 初夏のような温かさで4月上旬なのに29℃。ツツジが見頃を迎えていました。心地の良い陽気の中、春を満喫しながら歩きました。 桜は散り、棚田は田起こしが終わっていました。 別の日に市街地近郊の静かな山で地図読み講座。こ…

正しく美しく。

週末は気温も20℃を越えて、里山はポカポカの春でした。 今年の冬は特に寒かったので、いきなり温かくなり過ぎて、思考が季節に追い付かずレイヤリングがしっくりきませんでした。 岡山でのシリーズ講座の最終回はロープワーク。机上で結び方を予習していただ…

まだまだ雪山。

もうすぐ3月。春を感じ始める頃ですが、それは街の話。山はまだまだ冬です。 先週、伯耆大山での2日間は晴天と曇天でした。 今シーズンは中国山地でも雪洞が作れるほど雪が豊富です。雪洞は雪が多くないとできないので、貴重な機会です。しっかり面を出さな…

雪山の醍醐味。

厳しい寒さが続いています。 中国山地も厳冬期らしい雪山でした。西中国山地での講習もラッセルしかできなったです。ワカンとスノーシューでひたすら登りました。東斜面の樹林帯なので、風の影響も少なくてよかったです。 ラッセルは雪をかき分けて進んでい…

雪山スタート。

瀬戸内沿岸と中国山地は標高差に比べ、寒暖差の幅が広く楽しいです。 沿岸部でのお仕事は12月だというのに、大汗かくほどの陽気。温かいではなく、暑かったです。 日が傾き木陰に入ると、少し冷たい空気になります。 翌週は山間部でお仕事。 寒波到来で、期…

雪山への準備。

天候不良と体調不良でまったく収穫の無い秋でした。仕事のお山は良い天気でしたけど。 山の端々で冬の訪れを感じます。こやつは冬を越せない運命です。 こちらは越冬して来春まで巣篭もり。低い位置にあったけど、今シーズンは雪が少ないのか? 里山の紅葉も…

瀬戸内クルーズ&宮島クロッシング

瀬戸内は今からが登山シーズンです。内海は温かいです。 日本三景・安芸の宮島を見渡せる対岸の山で地図読みとミニ縦走。良い天気でした。 途中にある修験の鎖場は、睡壁と手掛かりのないスラブ。おそらく日本一危険。 翌週はその宮島を歩きました。アプロー…

救助講習。

里山の色彩もグラディエーションがきれいな季節。秋はアウトドア活動が活発です。里山にも登山者が増える季節、人が増えると事故も増えます。何かあった時の拠り所は公助です。日々訓練を積み上げたプロの仕事です。登山者は救助のプロではありませんが、山…

歩きながら学ぶ。

色々あった夏も終わり、気持ちの良い秋がやってきました。 里山も一雨ごとに涼しく、空気が澄んでいきます。 久しぶりに、なじみのメンバーと登山。復習しながら、事前の課題を一つ一つ確認しながら歩きます。 ひと山越えた分岐から、登山口をみんなで探す。…

夏の夕暮れ。

夏は暑い時間を避けて、恒例のナイトハイク。連日の夏日で出発時は暑かったですが、樹林帯も尾根は風が通って涼しかったです。刻々と変化するマジックアワーをのんびりと感応しました。 西日に映し出されるスカイラインシルエット。 トワイライト。貸切でし…

梅雨入りの日。

若葉の季節ですね。夏に大きな山を計画している方は、この時期できるだけ長い距離を歩いておきたい。と思っていたら、早くも梅雨入りしてしまった。そんな記念すべき初日に歩行力アップの講座でした。 雨の中を歩いてみると色々と気付く事もあります。 低山…

春から始める講座。

今シーズンは春の始まりが早かったですね。3月は温かい日が多く、天気に恵まれました。 三角点と桜の組み合わせは、里山の贅沢です。昨年は楽しめなかった分、満喫できました。 初心者向けの地図読み講座は、反復練習。しっかり歩いて、しっかり学びました。…

中国山地の雪山。

今シーズンの中国山地は雪山を楽しむ事ができました。 中国山地は、標高1000~1300m程のなだらかな山が東西400㎞に脊梁となっています。冬、日本海側は季節風の景況が強く雪が多いのが特徴です。湿った重たい雪です。雪山講座の基本の足回りはスノーシュー・…