好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

植物と友達になろう! VOL.14 「コバイケイソウ」

雪がどんどんと消えていく6月です。湿り気のあるところが大好きな「コバイケイソウ」です。背も高く白い花穂のたくさん付く群生は見事なものです。 今年、伝え聞くところでは花の多い、いわゆる当たり年!という説もありますが、是非自分の目で確かめてくだ…

災害でも役に立つ登山用品 VOL.05 「狭くたってプライベート空間! 寝袋・シュラフ」

小さなアパートに住んでいた頃、私の寝具はシュラフでした!という時代もあったわけですが、テント泊の必須アイテムはシュラフ!そしてマットレスです。 家族で災害避難生活夏休み体験してはいかがですか。 軽くてコンパクト、体全体を包むので暖かい登山用…

山でバッタリ

好日山荘契約ガイドである、島田ガイドと井坂ガイドに御在所岳の裏道で出会いました。後ろから歩きながら見ていて、良い装備持っている人いるな〜あの人達、強そうだな〜と思っていたらお二人でした。 6月初旬まで滑りに行っていましたが、土や岩の足裏感覚…

災害でも役に立つ登山用品 VOL.04 「落下物から頭を守る! ヘルメット」

長野県・岐阜県・富山県に位置する北アルプスなど岩稜地帯が多い山岳ルートを登山するときには「ヘルメット」が当たり前の時代になりましたね。 市街地の不確定要素が増大するのが自然災害ですね。 建物からの落下物から頭部を守る!台風など強風による飛来…

災害でも役に立つ登山用品 VOL.03 「お湯作りと調理、火を確保! 携帯コンロ」

「テント泊登山」! アウトドアで安全に楽しく行動するための「衣食住」を自分の背中にすべて積み込むスタイルの登山に憧れて登山を始めた方も多いのではないでしょうか。 テント泊や山小屋利用での自炊登山で必ず持っていくものが、小型バーナーとコッヘル…

災害でも役に立つ登山用品 VOL.02 「安全を高める! ヘッドランプ」

地震のインパクトが薄れないうちに第二弾です。 夜明け前からの行動や已む負えない事情での夕方から夜間の行動に備えて、登山装備のマストアイテムはヘッドランプです。 通勤バックに入れておけるサイズです。 リュックサックに入れっぱなしではもったいない…

災害でも役に立つ登山用品 VOL.01 「水が無くてもトイレは我慢したくない!」

生きていく上に欠かせないのは水、そして食べ物ですね。登山においても私たちは水と食料は欠かすことができません。 これは屋久島でおなじみの携帯トイレブースの中です。 貴重な飲むことができるグレードの水を水洗トイレで使わないということはとても大切…

今年の夏は憧れの北アルプスへ!!

6月に入り白馬周辺の観光用ゴンドラ、ロープウエイ、チェアリフトが運行を開始。これにより雄大なアルプスのど真ん中まで簡単にアクセスできるようになりました。 乗り物を降りると・・・山、緑、残雪、太陽 息をのむような素晴らしい景色の展望を望めます!…

植物と友達になろう! VOL.13 「ハクサンイチゲ」

日本列島は二つの大陸プレート(ユーラシア・北米)に二つの海洋プレート(フィリピン海・太平洋)がせめぎ合う地球上で特筆すべき場所なのだと、昨日の地震で思い起こさせられました。1995年の阪神大震災でも登山キャンプ用品(コンロ・ガスカートリッジ・…

植物と友達になろう! VOL.12 「チングルマ」

今日6/18の通勤時間帯に発生した大阪の地震、バックの中にあるヘッドランプを思わず確認してしまいました。1995年の阪神大震災以降、小型軽量化されたLEDヘッドランプは共にあります。 チングルマはバラ科の落葉小低木です。アルプスの高山で地表が露出する…

岩石から山をみてみよう VOL.05 「柱状節理」

日本は160万年とも170万年とも言われる、はるかに大昔からの火山列島です。 兵庫県豊岡市、丸山川東側にある玄武洞は何度行っても楽しめます。 玄武岩溶岩のぶ厚い層が冷却する時にこれらの柱状節理ができたそうです。田んぼのドロが干上がった時にできる多…

岩石から山をみてみよう VOL.04 「北八ヶ岳天狗岳と稲子岳」

富士山と比較されるほど広いすそ野を持つ八ヶ岳連峰は100万年を超える長い火山噴火の歴史を持っています。南八ヶ岳の方が古い火山で北八ヶ岳は若い火山ですね。 先日、黒百合ヒュッテに宿泊して天狗岳から北の稲子岳周辺を歩いてみました。 いつも雪に覆われ…

初のミヤマキリシマ

河野ガイドのブログにもありますが、今時期の九州の山々はミヤマキリシマの最盛期。5月下旬から6月中旬にかけて、国の天然記念物であるミヤマキリシマが山頂をピンクに染め、登山客を楽しませてくれます。 私も写真で見たり、九州地方のお客様に聞いていたり…

実技講座「のぼろ登山部!はじめてのくじゅう 黒岩山~泉水山縦走」 レポート

好日山荘×季刊のぼろ×六本松蔦屋書店のコラボ企画。 天気の良い中、くじゅうのパノラマを楽しみながら歩けるルートを楽しみました。 6/3(日)はくじゅう山開き。今年の山開きは大船山でした。天気は良く、登山者で賑わい、駐車場はすでに満車です。 ミヤマキ…

実技講座  「くじゅう ミヤマキリシマ満開の扇ヶ鼻」トレッキング レポート

6/2(土)博多から貸し切りバスで、「くじゅう扇ヶ鼻」へ。 梅雨に入ってすぐの中休み。 天気が良く、登山を楽しめました。 バスの中からくじゅうの斜面がピンクに染まっているのが見えて来ると、 さらにワクワクします。出発の牧ノ戸峠は満車でした。準備運…

梅雨の前に

蒸し暑い季節がやってきました。東海地方もいよいよ梅雨入りか?という天気予報ですね。 ここ最近は地元御在所岳での仕事を多くしています。御在所岳はハイキングだけでなく、岩稜や沢登りといったバリエーションルートやロッククライミングも出来るので1つ…

来た来たこの季節!!ミヤマキリシマ真っ盛りです!

九州発! 5月半ばから現在、くじゅうをはじめ阿蘇、霧島などで ミヤマキリシマが見ごろを迎えています。今年も辺り一面ピンクの絨毯が楽しめますよ。例年に比べ、開花が早いですが今週末も楽しめます。 平治岳へ向かう大戸越より 稲星山へ向かう斜面はマイズ…

岩石から山をみてみよう VOL.03 「花崗岩 堅い?脆い?」

山の景観を形作る主役と言えば花崗岩でしょうか。大岩壁や岩峰をつくるかと思えば、風化した砂礫を形成します。北アルプス燕岳のイルカ岩をご存知ですか。 兵庫県六甲山塊にある芦屋のロックガーデンは昭和初期からクライミングの名所で有名ですが、今は風化…

植物と友達になろう! VOL.08 「ウルップソウ」

ウルップソウはオオバコ科ウルップソウ属です。花は他の高山植物に比べて早いので、夏山シーズン最盛期では花期を逃してしまうことが多いです。 残雪がまだ多い時期、梅雨の影響を受ける時期でもあるので、しっかりと準備をして見に行きましょう。もちろん、…

何をしても良い5月でした

何をしても楽しい5月。皆さんは何処へ行かれましたか? 5月末・徳澤園キャンプ場前のニリンソウ群落。 5月末・上高地河童橋より。残雪少なめの岳沢ですが、雪が無いわけではありません。雪に対応した装備をお忘れなく。 5月末・涸沢でのモルゲンロート 5月末…

岩石から山をみてみよう VOL.02 「山に登った化石・南アルプス稜線の石灰岩」

花の名山 伊吹山や新潟県糸魚川にあるクライマーに有名な明星山のように大きな塊で目立つ山があります。下は明星山。石炭紀後期からジュラ期にかけての2億6000万年と言われる昔にできた生物由来の岩石です。 福岡県の平尾台も石灰岩でできていますが、羊が群…

岩石から山をみてみよう VOL.01 「南アルプス稜線の赤色チャート」

日本第二の高峰 北岳を筆頭に3000m級の峰々が連なる南アルプスはまたの名を「赤石山脈」と言います。稜線に露出する赤い層状の岩石はチャートという岩石です。 今度ご一緒した時に見てもらいたいです。 写真は塩見岳で見たものです。放散虫というプランクト…

植物と友達になろう! VOL.09 「フタバアオイ」

下向きに咲くとても地味な花、ウマノスズクサ科フタバアオイの花を見つけました。うっかり通り過ぎるほどですが、一度でも見ると忘れがたい花です。 葉の形はハート型で、「この紋所が目に入らぬか!」のフレーズで有名な徳川家の御紋のモデルです。 京都賀…

岩場歩きは足元から

日に日に暑くなってきますね。 前線が上がったり、下がったりするので、 蒸し暑かったり、涼しかったり、湿度によって全然違います。 先日の講座は、瀬戸の潮風が心地よかったです。 岩場・鎖場の歩き方を学びました。 岩場でのバランスは、慣れていないと難…

植物と友達になろう! VOL.08 「ウルップソウ」

ウルップソウはオオバコ科ウルップソウ属です。花は他の高山植物に比べて早いので、夏山シーズン最盛期では花期を逃してしまうことが多いです。 白馬鑓ヶ岳稜線のお花畑 レギュラー色の紫とシロバナが混ざって生えていました。 残雪がまだ多い時期、梅雨の影…

植物と友達になろう! VOL.07 「シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲ・ミヤマキンバイ・ミヤマダイコンソウ」

各地で花が咲き出してきました。里山から高山までキンポウゲ科の植物はとても多く、白や黄色の花が目立つので、皆さんも目にしていることが多いはずです。 下の写真は「朝日岳から見る剣岳と北方稜線の山々」 夏のアルプスに競うように咲く高山植物の中で黄…

植物と友達になろう! VOL.11 「マムシグサ ユキモチソウ」

やや薄暗い野山を歩いていると、ラッパを上に向けたような筒状の仏炎苞が特徴のマムシグサをよく見かけます。茎の文様があの蛇「マムシ」に似ているので名付けられたちょっとかわいそうなサトイモ科の植物です。 テンナンショウの仲間には何種類も山で見るこ…

ゴールデンウィーク第三弾 奥穂高岳は雪から晴れへ 登頂ならず

当初の予定では晴れると思われましたが、500ヘクトパスカルの上空に-24℃ の寒気が入って各地の山岳に降雪をもたらしました。 芽吹きだした木々にも雪が積もりました。下の写真は前日の様子です。 今回は涸沢から上部に向うことは清く断念し、足早に変化する…

立山 5月の雪

近年気候の急変が激しいですが、標高高い山は5月でも寒波が入ると雪が降ります。この日本の気候の特徴が、私たちの遊びの重要な要素です。 5月8日は曇天。 中央は剱岳。左奥は毛勝三山。 その後2日間雪。室堂山荘前です。 50cm以上積もりました。撮影場所違…

ゴールデンウィーク第二弾 奥穂高岳は悪天候前に滑り込み!

ゴールデンウィーク中盤、5月1日から3日にかけては奥穂高岳へ向かいました。快晴秋期も終盤、薄雲が広がりつつある中、涸沢へ向かいました。 うっすらと焼ける奥穂高岳斜面、午前中は持ってほしい!村内願望を胸に白出のコルを目指します。 ご参加いただいた…