好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

気になる新作

お店には続々と新しい商品が並んでいます。

一番ワクワクする季節でもありますし、物欲との戦いが悩ましい時期でもあります。

そんな中からちょと気になるのが、こちら。f:id:yoshida1487:20180412144322p:plainf:id:yoshida1487:20180412145412j:plain

ご存知の方も多いと思いますが、登山靴に世界的なタイヤメーカー・ミシュラン社のアウトソールを使用しているモデルが増えてきました。

登山靴を選ぶときは、履き心地、フィット感、防水性、デザイン性などで選ぶので、靴の裏まで気にされる方は少ないと思います。気にしたところで、現在の登山靴のほとんどがビブラム社を搭載しています。登山靴=ビブラムソールのイメージが強く、ビブラム社一強時代が続いています。今後のレビューによっては、アウトソールが靴選びのポイントの一つになるのか、楽しみです。 

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一方、こちらは選択基準にアウトソールをこだわる方も多いと思いますので、こちらも今後のレビューが楽しみですね。履き心地に勝る性能があるかも。 発売はもう少し先みたいです。

登山靴のアウトソールは一例ですが、毎シーズン、各メーカーから、新しい素材や商品が開発されています。靴、ザック、ウェアなどの買い替えや新規で購入をお考えの方は、今時期が一番新作が出揃っていますので、お店に足を運んでみて下さい。特に新商品などは、実際にお店で見て、触ってみて下さい。

■各お店の新商品情報は下記をクリック☟

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好日山荘の各お店には、新作を調べ尽くしたスタッフが必ず1人は居ます!

失敗しない買物をするためにも、直接スタッフレビューを聞くことをお薦めします!

西穂高岳

今週末の登山学校実技「春の西穂高岳登頂」は悪天の為中止となりました。

残念。

 

この3日前に登って来ましたが、雪は日々減ってますが、まだこれからも雪降ります。

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稜線は雪と岩が交互に。北面、沢沿にはたっぷり雪あります。

これからは雪が腐ったり、硬くなったりと増々危険になります。

また雨や湿気った雪の可能性も。

厳冬期とは違うリスクが出てくるので、暖かいからといって油断禁物です。

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Winter has come again

f:id:asahiryuta:20180409102652j:plainWinter has come again 『冬がまた来た』

2018/4/7~9にかけて『寒の戻り』がありましたね。※寒の戻り(かんのもどり)とは、暖かくなった晩春の頃、一時的ながら異常に寒くなる現象のこと。

御在所岳(1212m)本谷。山麓では晴れ間が出ていましたが、徐々に標高を上げると気温が下がってきました。

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吐く息も白くなり、山頂付近に近づくにつれアラレが降ってました。

※翌朝までに15cm程の積雪があったようです!

 

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岐阜の大日ヶ岳(1709m)へバックカントリー。前日から降り積もった雪はなんと50~70cm!季節外れのディープパウダーを楽しみました。

現在は天気予報の精度が上がり、なおかつ山の局所的な予報まで見る事が出来るので、気象コンディションに合わせて山に行く事が出来ます。しかし、衣服のレイヤリングや装備などを用意、調整するのは人間です。街ではTシャツ一枚の温暖な気候から、顔にはバラクラバをしてダウンを着用しハイクする状況というのは頭ではそうなるかもしれないと思いつつも想像しにくかったりします。

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 グライドクラックや大きく開いたツリーホールにも注意が必要ですね。

合わせて過去コラムも参照ください。

季節の変わり目Vol.1 - 好日山荘 ガイドコラム

季節の変わり目Vol.2 - 好日山荘 ガイドコラム

GWは紫外線対策も - 好日山荘 ガイドコラム

4月後半から5月頃にかけて吹き荒れるメイストームにも注意です。※メイストームについてはまた後日記載したいと思います。

f:id:asahiryuta:20180409104636j:plain来週4/15(日)から立山アルペンルートも全線開通!まだまだ降雪がありますし、雪崩も起きます。季節の変わり目というのは、色々な注意も必要です。”いつも同じ”はありません。自身の季節感ではなく、山の状況に合わせて安全に春の山を楽しみましょう!

サクラ満開!「ひさやま猪野桜祭り」×好日山荘 コラボウォーキングへ行ってきました。(福岡県)

全国的に天気が良く桜が長い期間楽しめていますね。

私も、4/1(日)猪野桜祭りへ行ってきました。

こんなに桜がきれいな場所があったことを知り驚きました。

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出発前の準備運動、歩きのポイントをお話しさせて頂き

アミノバイタルを飲んでスタート。

 

伊野天照皇大神宮〜猪野観音堂〜桜スポット〜斎宮〜審神者神社〜トリアス

の行程、桜のポイントはたくさんあり楽しみながら、歩きました。

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伊野天照皇大神宮で参拝&歴史について解説も

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アマチャを頂きました。砂糖は入っていないのに甘くてすっきりとした味でした。

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サクラも満開、天気も良く気持ちよかったですね。

参加者の皆様ご参加ありがとうございました!&お疲れ様でした。

好日山荘へまた寄って下さいねー。

 レポートはこちらから>>>  

 

登山学校に参加されませんか。 

好日山荘登山学校 スケジュールはこちら>>>

今年は屋久島へ! 講座開催中>>>

 

 

 

 

錯覚。

春休み。先日、息子と岡山県北の中蒜山に行ってきました。山頂部に雪が少し残っていたので、楽しかったみたいです。 その時撮った一枚の写真が不思議。錯覚?じっくり見て下さいね。雪に手を押し付けているので、凹んでます。 周りのスタッフにも確認しましたが、凹凸それぞれに見えるみたいです。  f:id:yoshida1487:20180401110851j:plain3月下旬の中国山地の山とはいえ、この温かさは初夏です。季節の入れ替わりに山が追いついてない感じでした。街でも例年より早く桜が満開を迎えていますね。f:id:yoshida1487:20180401122403j:plain

年度も変わり、雪山から春山へ、登山を新たに始める方、再開する方も多いと思います。 

好日山荘登山学校では、安全に快適に登山を楽しんでいただけるように、登山の基本や装備、読図、危急時対応などを学ぶ講座を開催しています。f:id:yoshida1487:20180401113943j:plain特に人気の高い屋久島富士山は特別応援講座をご用意しています! 

これからの季節がお薦めの、屋久島登山応援講座はこちら

今年の夏、挑戦する方にお薦めの、富士登山応援講座はこちら

どちらも人気の講座ですので、お早目にお申し込みくださいませ。ご参加お待ちしております<(_ _)>

奥穂高岳

プライベートで奥穂高岳へ

上高地でテント泊からの日帰り
奥穂高岳南稜クライミング~
扇沢を滑走して10時間みたいな

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↑南稜 今の穂高はこんな感じです
 日当たりの良い岩場は露出しています
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↑西穂高岳方面と北穂高岳方面 美しいー!
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↑雪崩との闘い!で滑り終え
 上高地からの景色を堪能しました
 上高地には4/20頃から交通機関か
 オープンします
 この時期の穂高の景観はおすすめです
 小梨平でテント泊して散策なんて
 いいんじゃないですかー

島田ガイド事務所
http://www7a.biglobe.ne.jp/~naturalstyle/index.html

今年の主役。

街はすっかり春の空気ですが、先日の伯耆大山は春と冬が同居していました。

登山口はポカポカ陽気で12℃。ジャケットをザックにしまって歩き始めました。f:id:yoshida1487:20180326154908j:plain

山頂に近付くにつれ風も強くなり視界も悪くなり、山頂部では気温が4℃。予報で1500m付近の風は13m/sだったので、体感は-10℃くらい。完全な冬山。ちょうどGWの北アルプスくらいの感覚でした。頂上台地のダイセンキャラボク、木道は見えています。f:id:yoshida1487:20180326163532j:plain

この日も、大山特有の海から稜線から吹き上げる上昇気流にのって山頂部は雲がかかって視界は悪かったです。風が弱まると視界が開けてくれました。おかげさまで全員無事に登頂できました。f:id:yoshida1487:20180326160701j:plain

参加者の皆さんには装備としてアイゼン・ピッケル、ヘルメットを着用していただいています。

・アイゼンは滑落しないため

・ピッケルは滑落を止めるため

・ヘルメットは滑落しても、身を守るためです。 f:id:yoshida1487:20180326161158j:plain

麓の大山寺の参道はすっかり雪が無くなり、観光シーズンの到来を感じました。この先は良い天気が続きますので、劇的に雪が減っていくと思われます。f:id:yoshida1487:20180326162609j:plainということで、今年は早々に気持ちと装備を切り替えました。

今年、開山1300年祭を迎える伯耆大山は、第3回「山の日」記念全国大会が開催されます。今年の主役です。f:id:yoshida1487:20180326182849j:plain

 ヤーマン@大山寺橋

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そして、大山のお膝元の米子市に好日山荘ができます!!f:id:yoshida1487:20180401180505j:plain

やっぱり、今年の主役ですかねー。

春は低山から残雪の山まで、楽しめる山域が広がっていきます。行く山に合った服装・装備でお出かけ下さい。